Project and Works

プロジェクト

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〜 地域環境プランニングは、自然や地域社会と調和した健全な都市環境を形成することを目標に、建築をはじめ多くの公共施設の設計・リノベーションのプロジェクトに参画しています。 〜

宮島のショップ
宮島のカフェ

 海外から年間28万人もの観光客を迎える宮島。世界遺産、国宝、重要文化財の島という特殊性故に景観保護や法規制への順守は勿論ですが、目の前の瀬戸内海と厳島神社の大鳥居を臨む立地条件をどう活かすかという実に壮大なスタディーです。何処の国の人にも受け入れられるワールドワイドなアーキテクチュアであることは重要な命題でした。しかし先鋭的になり過ぎないこと、かと言って、Japanを意識しすぎた構造物にはしない。此の地でのナンバーワンは宮島そのものなのですから。それでいて地域に溶け込んだ宮島らしいカフェを具現化しました。このカフェの重要なコンポーネントである海、空、微かな磯の香りと宮島という歴史文化の巧みな調和です。2階テラスで寛ぐ時間は、スペシャルな空間体験を提供します。

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H社全景
H社全景

 緑豊かな自然に囲まれた産業団地にH社の工場は新設されました。
工場を新設するにあたって生産から物流に至るまでを総合的に勘案された動線のプランニングは必須ですが、他にも取り組むべき重要なテーマがあります。
 H社のコーポレートカラーは深いグリーンです。同社はこのグリーンに伝統、深み、信頼 の意を込めています。そこで工場の外装色にコーポレートカラーのグリーンを、その周辺部にシルバーを採用しました。 これにより企業の躍動感と環境への調和を工場自身から発信出来るのです。更にはH社経営層の願いである「社員がどんどん挑戦をしたくなるような環境作り」に対しても有効に作用すると期待されています。

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〜 江津市の赤瓦景観の保全と創出 〜

島根県江津市 赤瓦の町並み景観
島根県江津市 赤瓦の町並み景観

 島根県江津市。この街の景観の特色となっているのは、400年前から今日に至るまで受け継がれてきた赤い瓦、石州赤瓦です。 江津市ではこの赤瓦景観をより魅力的なものとし、地域の歴史と文化を尊重した風土を後世に伝える美しい街なみづくりを目標にして「江津市赤瓦住宅計画指針」が策定されています。

 地域環境プランニングは江津市の景観行政施策に深く共感し、当地において赤瓦景観の環境デザイン・コンサルティングや石州赤瓦を採用した住宅・公共施設等の建築設計に取り込んでまいりました。

 当社は、江津市の石州赤瓦の街並み景観は国内外に広く誇れる文化遺産であると考えています。先人達が築き上げてきた石州赤瓦という文化風土を守りつつも現代生活にマッチした建築・施設を具現化するという当社の取り組みは、地域の発展と人々の豊かな暮らしの一助になるものと祈念しております。

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事務所ホール
事務所ホール

 ホールは多くの人々が行き交い集う場所であり、その施設のアイデンティティを代弁する場所でもあります。 クライアントとの打ち合わせやグループミーティングでの利用はもちろん、ある時は休憩の場として、またある時は待ち合わせの場になります。 事務所ホールに立ち入る人が自然体で居られる環境とはどうあるべきなのか。 地域環境プランニングの回答はここにあります。

 

H社総合リニューアル/地域環境プランニング
H社総合リニューアル

 社屋リニューアルのテーマとして掲げたのは、「地域環境との親和性」。
立地条件が比較的自然豊かな場所ということもあって、背景となる山との調性に配慮したフォレストグリーンと躍動感を表すシルバーのコンビを建築物のカラーアイコンとして採用しました。 自然を連想させるグリーンの色彩は、企業が周辺地域を遮断することなく共に歩む姿勢をアピールします。

 

地域環境プランニング 分譲マンションの外観設計(イメージCG)
分譲マンションの外観設計(イメージCG)

 マンションの提供公園のデザイン例です。マンション居住者はもちろんのこと、地域住民にも開放されるパブリックスペースとなります。 マンションの資産価値を高めるに相応しい公園とはどうあるべきか、町並み景観の向上にいかに寄与できるかを念頭に、アクセシビリティ・避難場所としての活用・色彩・温度・風向きから四季折々の情景に至るまでをシミュレーションしながらデザインを具現化してゆきます。

 

ユニバーサルデザインによる林間空中歩廊 地域環境プランニング
ユニバーサルデザインによる林間空中歩廊

 地域環境プランニングが参画したパブリックスペースのデザイン、林間に構築する空中歩廊です。 ここを訪れた人々が日常では体験できない目線で歩くことで自然を感じ、癒され、発見し、学ぶことができたなら、それは「環境」を考える一歩になるはずです。 歩廊のルーティング設計には、事前に十分な環境調査が不可欠です。そして最大の配慮は、使いやすさと安全性の両立です。